当会では、労働基準監督署への届出については電子申請を使用しています。政府の電子申請システムe-Govがメンテナンスで休止していない限り、電子申請で届出を行います。
当初、申請しても受理のメールが戻るまで1年半かかったこともありました。行政としてはあまり申請件数がないのかもしれませんし、専門の担当官を配置していないのかも知れません。そんなこともあり、電子申請を使用するのを躊躇しておりましたが、結局「システムがある以上使うべきだ」という結論にいたり、現在ではほとんどの届出を電子申請で行っています。
労災保険料の申告時に、一人親方様ひとりひとりの加入状況を示す紙ベースの資料と申告書をどのみち提出することになるのでそれほど問題はないと判断しています。
電子申請の利点は、1年、24時間稼働しているということ。たとえば金曜日に加入の申込があると紙ベースだと土日は役所が開いていないので最短で翌週の火曜日からの加入になってしまいます。これが電子申請だと、それが金曜日の夜8時に加入のお申し込みがあっても、翌日の土曜日から労災保険に加入できます。
埼玉労災一人親方部会では、「最短で翌日」は当たり前の話で、完全翌日加入が可能となっており、とにかく急いで加入したいという一人親方様のご要望に応じられる団体です。