建設会社で、一人親方の労災保険について説明をしてきました。今回は、会社の役員さん達に説明をしましたが、最終的にご加入していただくのは、その会社で仕事をしている一人親方様になります。
この会社では、年金事務所の度重なる巡回指導が行われており、いよいよというか、ついに社会保険の加入を決断せざるを得なかったようです。建設業の許可が社会保険適用が必須になりつつあり、会社としてもいまのままではいけないという判断になったようです。
ただ、社会保険に加入するだけだと、会社経営上かなりリスクを伴います。会社で試算してみると支払い保険料の額が年間の経常利益を超えることが判明したからです。そこで現在の曖昧な雇用関係を見直すことにしました。その結果、社会保険に加入すべき役員と社員、と一人親方として契約する者に整理することになりました。
この会社では4月1日を社会保険の新規加入日とし、残りの者は、埼玉労災一人親方部会の一人親方の労災保険にそれぞれが加入してもらうことになりました。